「悪の華」のコミック版を読んだ。
こんにちは。
最近、あまりに暇なときには、ネットカフェでゴロゴロしてたりしますが、ネットもできて、マンガも読めて、コーヒーはフリーだし、昼寝もできて、さいこー!(笑)ってなことで、久しぶりにマンガを読みました。
お店の「オススメ」コーナーにあって、ふと手にしたのが「悪の華」というマンガ。
- 作者: 押見修造
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/06/09
- メディア: コミック
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結構有名なマンガであることも知らず、物語にぐいぐい惹きこまれて、読みふけってしまいました。
文学少年の、中学時代の青臭さ。理想と現実の折り合いがつかず、どんどん過激な、しかし、本人にとっては切実な表現としての過激な言動。もうたまりませんね。
中学編の衝撃的なラストから、高校編へ。
本当には人に理解してもらいづらい趣味を持つ者は、同じ話題で話ができる!というだけで、恋人以上の大切な存在になる、ってのは分かるなあ。
最後は、こうなったらいいなと思うシーンになり(もしかしたら主人公の夢落ちかもしれないけど)、読んでてほっとしました。
最終回は、第1話目に戻るかのような新たな提示。
登場人物も非常に魅力的。青い時代のあの焦燥感がひりひりと心に突き刺さります。
あー、なんかすごいマンガ読んじゃったなあ。しばらくはこのマンガが心の中を占めそうです。